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三越伊勢丹4〜6月、営業利益ほぼ半減 訪日客や富裕層の消費にブレーキ

 三越伊勢丹ホールディングスの2016年4〜6月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比52.3%の60億円とほぼ半減した。中間層の消費低迷に加えて、これまで下支えしてきた富裕層や訪日外国人の購買が失速したことが影響した。

 売上高は同95.1%の2946億円。三越伊勢丹では利益率の高い衣料品が同93.8%だった。訪日外国人の来店は増えているが、求める商品が高価なラグジュアリー・ブランドや時計・宝飾品ではなく、化粧品や食品などの単価の低い商品に変化しており、免税売上高は8掛けに落ち込んだ。純利益は同56.5%の49億円になった。

林芳樹

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