ファッション

「ユニクロ」7月度既存店が118%と高伸 価格改定と高気温で夏物コア商品好調

 「ユニクロ」の2016年7月度の国内売上高は、既存店で前年同月比118.1%と大幅な伸びとなった。前半に気温が高く推移し、"エアリズム"など夏物のコア商品の販売が好調だったため。特に客数が同108.1%と今年一番の伸びとなった。客単価は同109.2%だった。直営店計は同109.2%、直営店とダイレクト販売の合計では同119.0%となった。「ユニクロ」の既存店がプラスで推移したのは今年4月から4カ月連続となっている。同時期から商品価格の引き下げを行ったことも寄与している。

 これにより、15年9〜16年7月までの11カ月の累計も、既存店売上高が前年同期比101.0%、直営店計が同100.8%、直営店とダイレクト販売の合計では同102.2%と前年を上回った。

松下久美

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