ファッション

トム・ブラウンと「コエ」がタッグ キー柄は”コエ ダック”

 ストライプインターナショナルの「コエ(KOE)」は、アメリカ人デザイナー、トム・ブラウンと組み、コラボ商品を発売する。商品は、"コエ ダック(KOE DUCK)"と名付けたアヒルのモチーフ柄を用いたメンズとウィメンズのジャケットやパンツなど全32型。15型そろえるメンズは、"コエ ダック"の刺しゅう風プリントのジャケット(2万6000円)やパンツ(1万3000円)、オリジナルチェック柄のシャツ(7900円)、ストライプ柄のカーディガン(8900円)などがそろう。15型のウィメンズは、ピンストライプと"コエ ダック"の刺しゅう風プリント入りのパンツ(9900円)やアヒルのジャカードニットのカーディガン(1万3000円)、プリーツラップスカート(1万2000円)など。また、コラボアイテムとコーディネート提案する"コエ スペシャルエディション"も同時発売する。メンズのハイゲージタートルネック(5990円)や綿サテンのチノパンツ(5990円)、ウィメンズのシャツワンピース(6990円)などベーシックな商品だ。販売は、8月9日から自社の「コエオンライン」と「ゾゾタウン」で先行予約し、31日から通常販売を開始する。また、24〜30日まで阪急メンズ東京1階で、9月3〜13日まで阪急うめだ本店3階でポップアップストアを構える予定だ。

 同社は、グローバル戦略ブランド「コエ」を筆頭に海外進出を見据える。今秋には、飲食店併設のライフスタイル型新業態「コエ ハウス(KOE HOUSE)」を自由が丘に初出店。2020年には欧米進出を目指す計画だ。ストライプ(当時、クロスカンパニー)は09年に米トム ブラウン社の株式の67%を取得。今年3月には、同社に関して米国投資ファンドのサンドブリッジキャピタルと資本業務提携を結んだ。

【関連記事】
ストライプが「トム ブラウン」で米投資会社と資本提携 元グッチCEOを迎えて欧米市場を拡大

鴨井里枝

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。