「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(GIVENCHY BY RICCARDO TISCI)」は、初めてベーシックラインにフォーカスしたカプセルコレクション「ジバンシィ エッセンシャルズ(GIVENCHY ESSENTIALS)」を9月7日、伊勢丹新宿店で世界先行発売する。本館1階のザ・ステージとメンズ館のプロモーション・スペースで13日まで行う期間限定店で取り扱う。また、ザ・ステージでは、2016年プレ・フォール・コレクションでデビューした新たなアイコンバッグ"ホライゾン(HORIZON)"のミニサイズとナノサイズも世界に先駆け発売。日本限定色としてベビーピンクを用意する。
「ジバンシィ エッセンシャルズ」は、同ブランドが約1年半前から伊勢丹と進めてきたプロジェクトで、そもそもは日本市場のために制作されたコレクションだった。しかし、その完成度の高さから伊勢丹新宿店での発売後はアジアでの販売も予定している。
コレクションのコンセプトは、"メゾンのクラシックな美学への回帰と、それを日本独自の四季感覚で表現すること"。ウィメンズウエア22型とメンズウエア37型、そして、バッグやシューズなどのアクセサリー30型以上をラインアップする。ウィメンズは、アジアンフィットを採用。黒、白、ベビーピンクのカラーパレットを軸に、かすみ草のプリントやラッフル、刺しゅうなどを加え、テーラードジャケットやブラウス、ドレス、ニット、パンツなど日常に取り入れやすいアイテムを提案する。一方、メンズは黒と赤をキーカラーに、Tシャツやスエット、シャツ、ジャケット、パンツなどをそろえる。日の丸からインスパイアされた赤いドットや「I FEEL LOVE JAPAN」というダイレクトなメッセージを採用することでリカルド・ティッシ=アーティスティック・ディレクターの日本への思いを表現している他、幅広のバンドや星のモチーフなど彼が好んで使うディテールも取り入れている。価格帯は、ウィメンズがドレス20万円〜、ジャケットを含むアウター25万円〜、パンツ9万2000円〜、メンズがTシャツ4万3000円〜、シャツ5万5000円〜、パンツ6万7000円〜など。また、"ホライゾン"のナノサイズは、14万5000円とより手の届きやすい価格で打ち出し、若い顧客にも訴求する。
同コレクションのために撮り下ろしたキャンペーンビジュアルには、モデルの萬波ユカやタイキから女優の夏木マリまで幅広い年齢の男女を起用。"日本文化へのオマージュ"をコンセプトに、「ジバンシィ エッセンシャルズ」のアイテムと日本の伝統的な衣服をミックスしたスタイルを採用している。
藪野淳