ファッション

「ヨシオ クボ」2016年春夏東京ファッション・ウイーク

[rel][item title="【スペシャル】東京ファッション・ウイーク2016年春夏特集 ショーの一般招待やファッショニスタ、参加ブランドのSNSレポート企画などを実施" href="http://r.advg.jp/adptg_count/r?adptg_aid=5824&adptg_mid=190&adptg_lid=2" img="http://www.wwdjapan.com/collection/wp-content/uploads/sites/3/2015/10/fcfab5479659ece4a63c9d70f38331d0.png"][/rel]

REPORT

MA-1を羽織って完成するオリエンタル・ビンテージ

コレクションの着想源について久保嘉男デザイナーは「ロンドンのフリーマーケットの中を颯爽と現れた男性に目を奪われた」と説明する。「ヨシオ クボ」ならではの表情豊かなテキスタイルのテクニックを存分に生かし、遊び心あるハイブリッドによって、ビンテージとスポーツ&ストリートをミックス。古着の中に新しい“何か”が交じり駆け抜けていく様を色彩鮮やかに表現した。

今シーズンの核となるビンテージのニュアンスは、着古したように起毛したジャカード素材やレトロなフリンジのディテールで強調。ターバン風に巻きつけて顔を覆ったシルクのロングスカーフや、エプロンとドッキングしたワイドショーツが歩くたびに風になびいて、躍動感をもたらす。そんなオリエンタルなムードと掛け合わせたのはミリタリーだ。民族模様をプリントしたナイロンとウールをハイブリッドしたものや、軽やかなメッシュの一枚仕立て、背後にドローストリングを配した変形シルエットなど、豊富なMA-1のラインアップが目を引く。ともすれば古臭く男臭くなりがちな要素が並ぶが、素材でアレンジを加えシャープなテーパードシルエットのパンツを合わせることで、新たなエレガンスに昇華した。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。