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セーラーにふんした水原佑果やエマら東京の人気モデルたち
仏ファッションデザイナーのジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャックをコラボレーターに迎えた「プチバトー」は10月16日、カプセルコレクションの「プチバトー × ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャック」のインスタレーションを行った。発売日である16日、日本先行発売を記念して「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京(MBFWT)」で新作を披露した。
オープニングには、カステルバジャックのお気に入りの仏バンド「プレスク・ラムール(Presque l’Amour)」による楽曲「メイク・アップ」のMVがスクリーンに映し出された。このコラボコレクションのために書き下ろされた新曲で、同MVには、カステルバジャック本人も登場する。映像が終わった直後に、マドモアゼル・ユリアによるDJプレーがスタートし、ショーが幕を開けた。
コラボコレクションを着て登場したのは、水原佑果やエマ、麻宮彩希ら東京で活躍する人気モデルの17人。彼女たちが着ているのは、「プチバトー」のアイコニックなストライプに、赤、青、黄色のビビッドカラーをミックスしたポップな日常着だ。アイテムは、セーラーをほうふつとさせる肩パッチ付きのストライプのトップスやワンピース、黄色いレインポンチョなど。中には、カステルバジャックが自身の孫息子を描いたウエアや、セーラーと少女がダンスしている姿を描いたTシャツなどのプリントアイテムもそろえた。また、演出もユニークだ。整列していたモデルたちが中央のステージに移動すると、ポケットからスマートフォンを取り出して、自撮り撮影を始めたり、DJの音楽に合わせて踊りだす。インスタレーションが一瞬にして、パーティー会場に変わるような演出だ。
さらに、ショーの終盤では、カステルバジャック本人によるライブペインティングを実施した。赤や青、黄色の丸がプリントされたボードに、モデルたちの似顔絵を描いたり、ペンキを飛び散らして模様を出したりと、迫力があるパフォーマンスを見せた。