ファッション

「サマソニ’16」が開幕! 1日目は肌見せとバンドTシャツが人気

 国内最大級の都市型音楽フェス「サマーソニック2016(SUMMER SONIC 2016)」が20日、千葉県千葉市のQVCマリンフィールドと幕張メッセ会場で開幕した。21日までの2日間で洋邦総勢123組のアーティストがライブやDJ出演する。

 サマーソニックにはめずらしく断続的な雨に見舞われた初日は、来場者の雨対策にも都市型らしさが見られた。透明の携帯用レインコートで対処する姿が、アウトドアブランドのレインウエアが主流の他フェスと比べて多い。「ハンター(HUNTER)」などのレインブーツを主軸にしたコーディネートがある一方、俄然足もとの主役はスニーカーとサンダルだ。また、同フェスと縁深いウィーザー(WEEZER)やオフスプリング(THE OFFSPRING)らパンク、ラウドロック勢の出演もあり、各々好きなバンドTシャツを主役にした着こなしも人気だった。

 夕方のメーンステージには、ファッション・アイコンのファーギー(FERGIE)が登場した。レオタードにサイハイブーツを着用したセクシャルな装いをライダースやスパンコールのスカジャンでロックにアップデートしてみせる。ザ・ローリング・ストーンズ(THE ROLLING STONES)やレッド・ツェッペリン(LED ZEPPELIN)のカバーをソウルフルに歌い上げる出だしでロックフェスの客層を味方につけながら、後半にブラック・アイド・ピーズ(THE BLACK EYED PEAS)のヒット曲を畳み掛けてスタジアムを盛り上げた。トリで出演した英エレクトロ・デュオのアンダーワールド(UNDERWORLD)は、今年3月に発表した原点回帰の最新作とヒット曲を織り交ぜた盤石のセットリストを披露した。ラストは代表曲の”ボーン・スリッピー(Born Slippy Nuxx)”を投下して、観客をこの日一番に踊らせた。

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