京都の岡崎エリアで9月2日から3日間、音楽とアートの祭典「オカザキ ループス」が開催される。岡崎エリアは、平安神宮を始め美術館、劇場など文化施設が集まるスポット。バレエダンサーの首藤康之、音楽家の高木正勝、彫刻家の名和晃平、京都市交響楽団常任指揮者の広上淳一、西陣織の老舗「細尾」の細尾真孝の5人をプログラム・ディレクターに迎え、今年1月にリニューアルした「ロームシアター京都」をメイン会場に、音楽やアート、ダンス、伝統工芸といった多様なジャンルが融合する新しい音楽祭が催される。
開催に先立ち、ジェイアール京都伊勢丹は30日まで、連動イベントを行なっている。テーマである「宇宙」にちなみ、"世界に一つのオルゴール"である「アルマ ミュージック ボックス」を展示。史上最大規模の電波望遠鏡である「アルマ望遠鏡」が、寿命を迎えようとしている星「ちょうこくしつ座R」から送られてきた電波をとらえ、そのデータをオルゴールに変換したもの。人気漫画「宇宙兄弟」のグッズも販売している。
「オカザキ ループス」では、前夜祭でチャラや小林武史らによるイエンタウンバンドらが京都交響楽団とのコラボレーションライブを披露するほか、名和晃平ディレクションによる森山未來主演の舞台、ミルフォード・グレイブスと土取利行によるスペシャルパーカッション、大橋トリオのライブなど多彩なプログラムを用意している。
?一井智香子