高島屋は8月24日、オンワード樫山と協業して新コンセプトショップ「J.プレス ハウス(J.PRESS HOUSE)」を高島屋新宿店5階にオープンする。売り場面積は約120平方メートルで、「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」の跡地に出店する。
メンズ3世代(祖父・父・子)をターゲットに、服の着こなしや文化を引き継ぐ「服育」をテーマに掲げる。店内には3世代がくつろぎながら試着ができる、通常の1.5倍以上の広さのフィッティングルームを2カ所設置する他、抽選で職業体験ができるテーマパークに招待するイベントや、アイロンや靴磨きなどのお手入れサービスも実施する。オープンの背景には、「上質・本物志向の子ども服の需要の高まり」や、「年間オケージョンに合わせて家族で過ごすライフシーンの増加」があるという。
商品は、親子お揃いのスタジアムジャンパー(大人8万9000円/子ども6万9000円)やポロシャツ(大人1万3000円/子ども9900円)、ボタンダウンシャツ(大人1万2000円/子ども9900円)など。子ども服も大人と同じ工場で縫製する。「J.プレス」の代表的なアイテムであるブレザーでは、大人から子どもまで着用できるようにパターンオーダー(大人5万9000円?/子ども4万9000円)も行う。
加藤貴大