ラコステジャパンは渋谷や青山、日比谷、京都など路面店9店舗で、中国のスマホ決済サービス「ウィチャットペイメント(WeChat Payment)」を導入した。5日から店頭で稼働している。モバイル決済は、導入コストがクレジットカードなどに比べ安価な上、同決済サービスは中国での普及率が高い。ラコステによると、「中国からのお客はほぼ100%がクレジットカードではなく、ウィチャットペイメントを選ぶ。決済の実績も平均単価が2万円を超え、客単価増を見込め、さらに手数料でもクレジットカードよりも低いことも導入の決め手になった」という。
今後は、東京や大阪、名古屋などの免税売り上げの高いエリアのSC店舗にも広げる考えで、デベロッパーの許可を得ながら40店舗に広げる予定だ。