ミラリジャパンは、アメリカのスポーツ&ライフスタイルブランド「オークリー(OAKLEY)」の日本法人オークリージャパンのすべての権利義務を継承し、吸収合併。オークリージャパンは解散する。効力発生日は11月1日予定。ミラリジャパンは、世界一のアイウエアメーカー、イタリアのルックスオティカの日本法人で、ルックスオティカは2007年に「オークリー」を買収し、傘下に収めた。ミラリジャパンは、この合併で組織を一元化することにより、企業の総合力向上、効率的な営業力の強化を狙う。世界の一流アスリートが愛用するアイウエアのリーディングブランドは、さらに日本のビジネスを拡大しそうだ。ルックスオティカは、主力の「レイバン(RAY-BAN)」を始め、「シャネル(CHANEL)」「ブルガリ(BVLGARI)」「プラダ(PRADA)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」など有力ラグジュアリーブランドのアイウエアを数多く手掛けるほか、サングラスハット(SUNGLASS HUT)、レンズクラフターズ(LENS CRAFTERS)など大型眼鏡専門店チェーンを世界で展開し1兆円以上を売り上げる、世界のアイウエア業界の中で圧倒的存在だ。1975年に設立された「オークリー」は、世界で500以上の特許を有するアイウエアだけでなく、近年アパレル分野にも力を入れている。なお、ミラリジャパンは9月27日、社屋を東京・麹町に移転する。
相川克彦