ファッション

「アンタイトル」が初の旗艦店を銀座にオープン 新たな上質ラインがそろうサロン型ショップ

 ワールドは8月31日、「アンタイトル(UNTITLED)」松屋銀座店を旗艦店の位置づけのコンセプトショップ「アンタイトル サロン」にリニューアルオープンした。店舗面積は、2倍の約100平方メートルに増床。内装には既存の店舗よりもクラス感のある大理石とウッドを採用した。店舗内にサロンスペースを設け、ミニテーブルとチェアの配置し、月替わりで提案するアロマのディフューザーを置くなど、来店客がゆっくりと買い物ができるような空間を演出する。商品は従来の「アンタイトル」のウエアや服飾雑貨の他、今秋からスタートした上質ライン"アンタイトル エッセンシャルクルー"をフルラインアップ。パリ発のアクセサリーブランド「ブランイリス(BLANC IRIS)」などの雑貨も同店限定で豊富にそろえる。

 また、「美容と健康」をテーマにライフスタイル提案も行う。「エス・ハート・エス」のヘアブラシや「@アロマ」のアロマオイル、「テネリータ」のオーガニックコットンタオルなどを販売する他、美容にまつわる店内イベントを企画。第1弾として、毛髪技能士によるヘアケアレクチャーを9月6日に開催する。"おもてなし"の提案から、リニューアルに伴って5人から10人に増やした販売員は、ハンドマッサージの施術を行うことができるよう研修を受けているのも特徴だ。

 荒木早苗「アンタイトル」開発MDリーダーは「お客さまに集っていただけるようなおもてなしのスペースを導入した。銀座のエリアにいらっしゃるエグゼクティブ・キャリアやインバウンド客も取り込めるような品ぞろえを意識した」と話す。

 松屋銀座本店の久保寺裕ニ・婦人ニ部MD課兼婦人三部MD課担当課長は、「婦人服フロアは2015年売り上げ前年比が110%と好調に推移した。上質な服を求めていらっしゃるOL客が増えており、今回のリニューアルでは銀座エリアに少ないキャリアにもう一度焦点をあて、3年ぶりに入れ替えを行った。特に中間層や管理職に就くエグゼクティブのお客さま向けに、ジャケットやワンピースの品ぞろえを強化した」と語る。

大杉真心

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