「カンペール(CAMPER)」は、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルとコラボしたコレクション「カンペール バイ マサルスズキ(CAMPER BY MASARU SUZUKI)」の第2弾を10月上旬に発売する。9月1日にはゾゾタウンで先行予約販売を開始した。鈴木が「カンペール」のバッグライン「カンペール・フォーハンズ(CAMPER FOR HANDS)」とコラボするのは2013年以来、2度目だ。
今回販売するのは"クツノナカ トートバッグ(KUTSUNONAKA TOTEBAG)"。シューズと動物のモチーフを、日本の職人がハンドスクリーンで刷り上げたプリントテキスタイルを使用した。鈴木の真骨頂とも言える「重版」という作法を使ったカラフルな柄は、8枚の版を重ね合わせて作っている。裏地には「靴の中」というネーミングから靴下柄のプリントを施し、ユーモラスなアイテムに仕上がっている。ネイビー、グレー、オレンジの3色をそろえ、それぞれ1万8000円だ。全国の「カンペール」ショップで販売する。
鈴木は「靴と鞄は、人にとって存在感が似ているように思う。お気に入りの靴や鞄で出かけると背筋が少し伸びるような気持ちになる。靴が刻む軽快なステップ、鞄が振り子のように揺れるリズム。そんな気持ちの高揚感を生む似た者同士を一緒にしたら楽しいではないかと思い、靴の柄の鞄を作った」とコメント。
鈴木は04年にファブリックブランドを「オッタイピイヌ(OTTAIPNU)」立ち上げ、その後今治タオルメーカーの吉井タオルや「マリメッコ(MARIMEKKO)」、「ユニクロ(UNIQLO)」などとコラボしてきた。