資生堂は今秋、セルフメーキャップブランド「インテグレート(INTEGRATE)」をリニューアルするに当たり、新ミューズとして小松菜奈に加え、森星、夏帆を起用。3日には、「第23回 東京ガールズコレクション2016 AUTUMN/WINTER」の会場となったさいたまスーパーアリーナで記者発表会を行い、ハッピームード満載なトークセッションを繰り広げた。
発表に先駆け、同日に公開された新CMを披露。CMでは3人が25歳という設定で、小さなカフェを舞台に、女子会トークを繰り広げるというもの。現在20歳の小松は「自分自身は25歳になってもあまり変わらないと思うが、凛としていて落ち着いているのかなというイメージがある」とコメント。24歳の森星は「初対面だったけど、昔からずっと知っているような感じでリラックスできた。顔も普段通りにしようと思ったので、くしゃっとなってブスなところも入ってしまったけど、慣れていない分、いい部分が出せたと思う」と語った。一方、今年25歳になった夏帆は「自分はまだまだ新人だと思っていたけれど、後輩が出てきたり、周りの環境や自分自身も変化して戸惑うことも多い。台詞が自分自身と重なるところも多く、共感できる部分も多かった」としつつ、「長台詞をを早口で言わなければならなかったので、大変だった」と明かした。
「インテグレート」はリニューアルによって、ターゲットを社会人数年目の20代後半の女性に引き上げ、大人の女性になるためのメークや生き方のヒントを提供していくという。キャッチフレーズに掲げるのは、「#いい女なろう」で、いい女の条件について小松は「笑顔」、夏帆は「遊び心のある女性」、森は「コトナ」と答えた。森は「母からよく言われる言葉で、子どもと大人の間という意味。子どものように新鮮な目で見て純粋な心で楽しみつつも、大人のように気を配ったりと、両方の面を持つことが重要だと思う」と話した。
新製品は9月21日から発売。ファンデーション、化粧下地、チークカラー、アイシャドー、口紅、爪・指先用美容液、ネールカラーの全9品目39品種をドラッグストア、スーパー、化粧品専門店、コンビニエンスストアなど計4万1000店舗で展開する。深紅のパッケージも、大人っぽさがありつつ、さりげないかわいらしさと上質感のあるものに刷新している。