「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」は、7月に退任したピーター・コッピング(Peter Copping)の後任として、同ブランドで経験を積み独立したローラ・キム(Laura Kim)とフェルナンド・ガルシア(Fernando Garcia)の2人を新クリエイティブ・ディレクターに起用した。2人は、プレタポルテ、アクセサリー、ブライダル、子ども服のコレクションを監修する。ファーストコレクションは2017-18年秋冬に披露する予定だ。また、ローラとフェルナンドは16年春夏にウィメンズウエアブランド「モンス(MONSE)」をスタートしており、今後は2つのブランドを手掛けることになる。
ローラは韓国出身。ニューヨークのプラット・インスティテュートで学んだ後、「オスカー デ ラ レンタ」で12年間コレクション制作に携わり、最終的にはデザイン・ディレクターを務めた。一方、フェルナンドはドミニカ共和国とスペインで生まれ育ち、建築を学ぶ。卒業後、同ブランドに6年間在籍し、最終的には主任デザイナー務めた。イブニングガウンのデザインを得意とする。その後、15年に同ブランドを離れ、2人で「モンス」を設立。デビューシーズンからバーグドルフ・グッドマンやネッタポルテ、ニーマン・マーカスなどの有力店が買い付けた他、サラ・ジェシカ・パーカーらセレブリティからも支持を集めている。
「モンス」の詳細は「WWDジャパン」9月5日号の特集「注目の海外新ブランド13」でも紹介