「アルテック」ヘルシンキでのポップアップの模様
青山スパイラルで開催される「ドムスチェア展覧会」で販売予定のマスキングテープ
「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN) 」のポップアップストアが「アルテック(ARTEK) 」ヘルシンキ店に登場した。「ミナ ペルホネン ジョインズ アルテック ウィンク(MINA PERHONEN JOINS ARTEK WINK)」と名付けられた同ストアはヘルシンキデザインウィークの一環として24日まで開催。「ミナ ペルホネン」の生地を使用したスツールやアームチェアなどの家具やクッションなどを展示販売する。その多くの生地がフィンランド初登場。それらに加え、セレクトされた小物なども並ぶ。このポップアップのために作られたマスキングテープとアイロンパッチは10月8~16日、青山のスパイラルで開催される「ドムスチェア展覧会」で購入ができる。
「ミナ ペルホネン」と「アルテック」の出会いは2008年。「アルテック」の展覧会のために「ミナ ペルホネン」はアルヴァ・アールトの“スツール60”用の素材をデザインし、継続的にコラボレーションが続いている。フィンランド語で「ミナ」は「私」、「ペルホネン」は「蝶々」を意味する。デザイナーの皆川明(AKIRA MINAGAWA)がフィンランドを初めて訪れたのは19歳。今回のポップアップショップでワークショップを開いた皆川は「初めて訪れたときから、この国が大好きになった。フィンランドは私の魂の一部」とコメントしている。彼は今年70周年を迎えた「アルテック」の“ドムスチェア”のアニバーサリーポスターも手掛けている。