ファイブフォックスは、婦人服ブランドの「ペイトンプレイス(PEYTON PLACE)」と「グリニッチアベニュー(GREENWICH AVENUE)」を休止する。9月から10月にかけて順次全52店舗を閉める。
「ペイトンプレイス」は1981年にスタートし、今年で35周年を迎えた。80年代のDCブームをけん引し、ピークの90年代後半には約100店舗を運営していたが、その後縮小。16年春夏には素材開発に注力しリブランディングを図ったが、9月30日をもって全48店舗(うちLサイズ店舗が16店)を閉店する。同社はクローズの理由を「ブランドターゲットの20~30代と実際の顧客とのかい離が広がった」をと説明。うち6店舗は今秋スタートする新ブランド「ルミノーゾ コムサ(LUMINOSO COMMECA)」に業態転換。ブランドデビューから3年目の「グリニッチアベニュー」も9月下旬~10月上旬に全4店舗を「ルミノーゾ コムサ」に切り替える。
「ブランド廃止による人員整理は行わない」と同社。「ルミノーゾ コムサ」は30代の働く女性をターゲットにした新ブランド。1号店は9月24日、新宿高島屋店に開く他、今秋冬に全10店舗をオープンさせる予定だ。