ついにウィメンズの2017年春夏ファッション・ウイークがスタートしました。ニューヨークからスタートし、その後、ロンドン、ミラノ、パリへとバトンタッチしていきます。
今回、ニューヨークで注目しているのは「トミー ヒルフィガー」です。というのも、「WWDジャパン」8月29日号P.9でもすでに触れていますが、“すぐ買える”コレクションを遊園地に見立てた会場で披露すると発表したから。2017年春夏のコレクション発表ではなく、16-17年秋冬シーズン、つまりこれからすぐ着られるコレクションを見せると聞いていたからです。それらは、店舗やネットですぐに購入できるので、まさに“SEE NOW” “BUY NOW”そして“WEAR NOW” です。
しかも一般客を招いた壮大なショーになると聞いていたので、ショーの前にその真相を知るべく、トミー氏にインタビューするためにオフィスに行きました。ショーを控えて忙しいはずなのに、とても穏やかな表情のトミー氏は、握手をすると、すぐ私の席の隣にちょこんと座って、こちらが緊張しないように話してくれました。