東洋紡やJ. フロント リテイリングは、JR東日本と西日本の社員の制服納入を巡って公正取引委員会による立ち入り検査を受けている件について、「事態を厳粛かつ真摯に受け止め、検査に全面的に協力する」とのコメントを発表した。
報道によると、公正取引委員会は13日、制服納入を巡って談合を繰り返していた疑いが強まったとして、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で三越伊勢丹や大丸松坂屋百貨店、そごう・西武など百貨店3社に加えて伊藤忠商事、丸紅メイト、双日ジーエムシー、東洋紡STCなど計9社を立ち入り検査した。JR東日本と西日本の社員は約9万人で、制服発注額は数億円規模に上るようだ。