ファッション

オンワードが「自由区」のサロンショップ “上質ライン”を拡充

 オンワード樫山は9月14日、「自由区」横浜高島屋店をサロンショップ「自由区クラスラウンジ」としてリニューアルオープンした。約60平方メートルから約115平方メートルに増床。内装は、東京・六本木のメルセデス・ベンツ コネクションや、原宿の「UTストア」などを手がけた建築家の窪田茂が担当。“自然が持つ強さやしなやかさ”をキーワードに店内の所々に植物を配置した他、窓枠をかたどったラックなどの什器を採用。中央には顧客が買い物中に腰掛けることができるソファを配置した。同店では、従来の「自由区」のウエアや雑貨をはじめ、上質ラインの“クラスラウンジ(CLASS LOUNGE)”、同社が今シーズン始動した新ドレスブランド「ロブエ(ROBE ET)」を取り扱う。

 また、ヒップサイズとウエストサイズを掛け合わせて24通りのサイズからストレッチパンツを選ぶことが出来るサービス「ピュアフィットカスタマイズ」を常設で提供。テーパードパンツとトランペットパンツ(いずれも1万4900円)の2型を販売する。

 越智大輔「自由区」事業部長は「リアル店舗の存在価値を上げるため、ブランドコンセプトの“自然体で輝く女性たちに向けたワードローブ”を表現した。サロン型といっても、重厚感のあるものではなく入店しやすい“風が通るような空間”をイメージ。横浜高島屋店はターゲットの40〜50代女性の来店が多く、『自由区』の売り上げ1番店。お客さまの生活シーンに寄り添って、必要とされる服を提案していきたい」と話す。

 今秋は横浜高島屋店の他、阪急うめだ本店にサロンショップをオープン。来春には約5店舗の出店を計画する。

 今秋冬スタートのドレスブランド「ロブエ」は、ハレ着需要に向けた洗えるドレスやジャケットなどを提案。価格帯はジャケットが8万3000~9万2000円、ドレスが7万8000~9万2000円、ニットが4万6000~6万3000円など。将来的には卸売りを計画する。

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