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J.フロントの上半期は、大丸東京店を除いて前年割れ 16年度3~8月期

 J.フロント リテイリングの2016年度上半期決算(3~8月期)は、百貨店事業の売上高が前年同期比6.1%減、パルコ事業が同2.0%減、連結合計が同5.9%減だった。店舗別に見ると、改装中の大丸心斎橋店が同23.8%減、梅田店が同2.6%減、神戸店が同3.5%減、松坂屋名古屋店が同5.4%減。2.2%増の大丸東京店を除き、全店が前年実績を下回った。

 上半期全体では、婦人服はラグジュアリー・ブランドが大幅増だった前年度の反動で大きくマイナス。紳士服は4月に改装した松坂屋名古屋店こそ好調だったが、全体的にはカジュアル衣料が苦戦した。アクセサリーでは、婦人靴と時計が苦戦した。8月は、厳しい残暑の影響で秋物婦人服の動きが鈍く、訪日外国人の売り上げも減少した。

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