ファッション

渋谷109に出店した「ムーディラ」 運営するのはあの会社!?

 渋谷109の地下2階に9月10日、ウィメンズブランド「ムーディラ(MUDILAF)」の1号店がオープンした。イオンの子会社イオンリテールが手掛けるもの。店頭には象徴となるオリジナルのスケートボードのデッキを飾り、ウィンドーやフィッティングルームには米国の国旗やベニスビーチの写真などを飾るなど、LAテイストの「スケーターの彼女のファッション」や「ストリート・ガールズ・スタイル」を打ち出している。今後は駅ビル・ファッションビルを中心に、2018年までに15店舗を出店したい考え。

 売り場面積は約66平方メートルで、フロントに置いたテーブル什器では、雑誌「ヴィヴィ(ViVi)」で掲載したような主力コーディネートアイテムを紹介。中心アイテムでもあるデニムは奥の壁面一面にハンギングとたたみ置きをまぜながら、素材や形ごとに分かりやすく訴求。競合の多い109内でも競争力のあるアイテムとして、レイヤードのカットソーとデニムや、シーズンのトレンドアイテムであるキャミワンピのセットアップ企画を特別価格で販売するなど、目玉商品も用意した。

 スタッフは、名越万理ディレクターが講師を務めるブレア学園の生徒や卒業生などが中心で、店長を含めて7人で運営。ツイッターで2万人、インスタグラムで1万人のフォロワーを持つインフルエス力のある女子を筆頭に、SNSなどでの情報発信も積極的に行い、知名度向上やブランディングを図っていく考え。渋谷駅からの地下通路上には、スナップ用のボードも常設している。

 「ムーディラ」とは、“ムーディー”と“ラフ”からなる造語。23~25歳をコアターゲットに、「気まぐれな女の子の心をつかむ、オシャレでラフなスタイル」を追求する。ジェンダーレスな雰囲気も醸し出すとともに、“ウエア・キックス・セブン・デイズ(WEAR KICKS 7DAYS)~スニーカーで着こなす7日間”をスローガンに、スニーカーコーデを中心に提案する。

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