ファッション

「ウルトラ ジャパン 2016」3日目はスポーツ人気が爆発

 「ウルトラ ジャパン 2016(ULTRA JAPAN 2016)」3日目は、雨が降り注ぐあいにくの天気に見舞われたが、オランダのトップDJティエスト(TIESTO)ら25組のアーティストが会場を盛り上げた。フェスを楽しむ来場者ファッションも雨にめげず個性を見せた。ファッションが際立つよう、雨具も透明ビニールのレインコートが多数派だ。

 今年は特に、スポーツアイテムを取り入れた着こなしに勢いがあった。イニシャルのUを象った「ウルトラ ジャパン」のロゴアイテムと並んで、さまざまなスポーツブランドのロゴが来場者ファッションを賑わした。とりわけ「ナイキ(NIKE)」の着用率が高い。特にスニーカーで、”フライニット”の蛍光イエローやレッド、レインボーカラーが人気を見せた。くわえて”NIKE””JUST DO IT”のロゴ入りカットソーやナップサック、ヘアバンドにキャップまで、あらゆるアイテムで登場した。フェスファッションのDIYテクニックも進んでおり、コスプレは無論、Tシャツの裾を切りっぱなしたフリンジ風のリメイクや、ビジューでのデコレーションなど、アレンジが多様化している。また、ヘアバンドとヘアアクセサリーも重ね付けるボリュームがアップ傾向にあった。

 同フェスは最終日も4万人が足を運び、3日間で過去最多の12万人を動員した。

【関連記事】
「ウルトラ ジャパン 2016」初日はフェスファッションの“オールスター”ゲーム
「ウルトラ ジャパン 2016」2日目はハイブランドのミックスも人気

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。