ファッション

「マーク ジェイコブス」の ドレッドヘアが波紋を呼ぶ

 「マーク ジェイコブス」の2017年春夏コレクションに登場したモデルたちのヘアスタイルが物議を醸している。パステルカラーのヘアピースを髪に編み込んだ“ドレッド”風のスタイルが、カリブ海や黒人のカルチャーに対し侮辱的であると、SNSを中心にネット上でバッシングを受けている。これらに対し、マーク・ジェイコブスはインスタグラムで「人種や肌の色が違うカルチャーのスタイルを取り入れたぐらいで騒ぐ人たちも、ストレートヘアの黒人女性には何も言わない。さまざまなスタイルにインスピレーションを得ることは素晴らしいことのはずなのに、了見の狭い人がこんなにも多いことを悲しく思う」とコメントするなどして対抗していたが、19日の投稿では「コメントは全て読ませてもらった。配慮に欠ける発言について申し訳なく思っている。私は言葉やアート、音楽、ファッション、ヘアスタイル、あらゆる方法で自己表現する自由を信じている。これからも自分の考えを発信し続けられたらと願うが、思いやりを忘れないでほしい」と綴った。

原文・レイチェル・ストリュガッツ

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