9月22・29日号は、バラエティショップ特集です。ここ数年、大型製品をローンチするとき、バラエティショップを指定して先行販売などを行う化粧品メーカーが増えています。また、「モテマスカラ」「メイクアップ レボリューション」など、バラエティ発のヒットブランドも数多く登場しています。そこで今回は、バラエティ市場を販売チャンネルに選んだメーカーや、大手バラエティショップの戦略を探りました。
バラエティショップの魅力には、大きく2つのポイントがあります。1つは、フォトジェニックな製品が多く、来店客がSNSを通して情報発信してくれること。もう1つは、利用客にとって「来店するたびに新たな発見があるショップ」であることです。そういった特徴を、ビジネス視点、消費者目線の双方から解説し、実例を紹介してます。
具体的には、「モテマスカラ」「メイクアップ レボリューション」「ローラ アシュレイ ビューティ」「スカルプD」などのヒットブランドに「なぜ販路としてバラエティ市場を選択したか」を聞いています。また「プラザ」「ロフト」「イッツデモ」など大手バラエティショップの最新の取り組みについて取材していて、必見の内容になっています。
ニュース面では、ファッションとデザインを展開する合同展「ルームス」で存在感を増すエシカルエリアについて取り上げます。また、チームラボが手掛ける最新のデジタルアートを導入した「ロクシタン」や「ロレアル パリ」の“ノープー”の初動、通販コスメブランドから登場している“時計遺伝子”に着目した製品についてご紹介します。
連載「海外Beauty通信」は、上海の最新ビューティ事情をお届け。中国の男性美容や美容専門家についてリポートします。さらに連載4回目の「SAKURAのモード論」は真の有表情の作り方、NARSのトップアーティスト伊藤貞文の仕事に密着した「SADA’S DAIARY」は、プロのメーキャップアーティストになるまでの経験を語っています。