「ヒュー」には、愛や情熱、エネルギー、カラーを通じて人々がつながっていくというファレル自身のビジョンを投影した。「人種や考え方の違いや文化の違いを受容し、称え合おうという思いで制作した。重要なのは違いを大事にすること。それによって、違いがあっても、人間は根本的にはみんな同じだということに気付ける」とファレル。アイテムには「HUMAN BEAING」「人間性」といった言葉がフランス語、英語、日本語でプリントされている。
ビジュアルには、ノースダコタ州に居住するネイティブアメリカンを起用。ビーズやフェザーなど儀式用の衣装に、「ヒュー」のコレクションアイテムを合わせた。ファレルは、「コレクションの目的は様々な人々のストーリーを伝えること。社会が進化するほど、文化の融合はより豊かなものになっていく」と話した。
ファレルは昨年も「アディダス」と協業し、NMDスニーカーを制作。セレブによるPRや、大胆なカラー使い、斬新なデザインで話題を呼んだ。
マイルズ・ソーシャ著