ファッション

ヒッピーと京都の染工場がタッグ、オーガニックなDIYブランド

 京都の染色工場のカワバタプリントは、岩橋麻男デザインプロデューサーと組み、自宅で簡単に作れる自然染色のプリントTシャツ“ワンカップヒッピープロダクト”を販売する。抜染処理をしたTシャツのボディーと独自開発した染料でワンパッケージになっており、自宅の大きめの鍋で沸かしたお湯を使って、簡単に柄を作ることができる。価格は3000円で、カフェなどでワークショップを通じ、販売する予定。

 ヒッピースタイルの岩橋プロデューサーは子ども服の「ブーフーウー」出身。川端康夫カワバタプリント社長と二人三脚で、数年がかりでライラックなどの天然素材を使った染料を開発した。「天然の原料を誰もが使えるような染料にするのには大きな手間がかかる。誰もが使えるようなパッケージにするために、ひたすら試行錯誤を重ねた」と岩橋プロデューサー。カワバタプリントの川端社長は、「岩橋プロデューサーとは、取引先の『ブーフーウー』時代から尊敬するデザイナーだった。世の中に出すため、苦労はあったが、ようやく形にできて嬉しい」という。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。