ファッション

大丸松坂屋のセミセルフコスメ業態 「アミューズ ボーテ」が大丸京都にデビュー

 大丸松坂屋百貨店は10月1日、同社初のセミセルフ型ビューティーショップ「アミューズ ボーテ」を大丸京都店にオープンした。地下鉄烏丸線への連絡通路に面する地下2階の旧イベントスペースを改装。約230平方メートルの売り場に、「ディオール」「ブルガリ」といったラグジュアリー系ブランドから、「マキアージュ」「ケイト」まで90ブランドを並べる。また、大丸松坂屋初出店となる「THREE
」も誘致した。百貨店ブランドに限らず、ドラッグストアやバラエティーショップで人気のコスメやヘアサロン専売品、オーガニック系アイテムなど流通チャネルの枠を超えて商品をそろえ、既存の百貨店顧客に加え新規顧客獲得を狙う。

 売り場は「アディクション」「ナーズ」「ルナソル」「ドクターシーラボ」「アユーラ」「コフレドール」「レブロン」などで構成する、女性のオンタイムに向けた“アクティブゾーン”と、「シゲタ」「ジュリーク」「ジョンマスターオーガニック」「エムアイエムシー」「デイカ」「ブラウンシュガーファースト」など、オフタイムの癒やしを提案する“リラックスゾーン”の2エリアで構成。はちみつを使ったナチュラルコスメが人気の「ベキュア ハニー」によるジュースバー「ハニーズ キッチン」も関西で初めての導入となった。中央にはメイクを自由に楽しめるセミセルフドレッサーを設置し、メイクアップアーティストによるセミナーなどを開催。エントランス付近のプロモーションスペースでは、ブランドのポップアップやフード系イベントなどの企画を週単位で打ち出す。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。