ポーラ・オルビスホールディングスは、10月3日に開催した取締役会で連結子会社のpdcを山田養蜂場に、フューチャーラボをファーマフーズに売却することを決定した。譲渡額は2社合わせて22億円。
同社は、2020年に向けた長期ビジョン「高収益グローバル企業」を掲げており、20年にはグループ連結売上高2500億円以上と営業利益率業界トップ水準(13~15%)を目指している。その中で、セカンドステージとなる14~16年中期経営計画では「国内事業のさらなる収益基盤強化」「資本効率改善による企業価値向上」に取り組んでいる。その一環として、主力であるビューティケア事業において、同社の強みである「中~高価格帯の商品」「お客さまと直接接点を持つチャネル」への投資効率向上を目的として2社の株式譲渡に至った。