日本メンズファッション協会は、若手クリエイター支援のために立ち上げたベストデビュタント賞の授与式を10月3日、東京・原宿のラフォーレミュージアムで行った。今回はファッション、インテリア、フード、アーティスト、音楽の5部門から6組を選出。ファッション部門ではウィメンズブランド「ラマルク(LAMARCK)」の森下慎介デザイナーが受賞した。他にもインテリア・空間部門はニューバランス ジャパンの中馬(ちゅうま)アミール=クリエイティブ・デザイナー、フードクリエイター部門は鈴木ありさスペシャリティ・ケーキデザイナー、アーティスト部門は水野しず、音楽部門はXOX(キスハグキス)と竜馬四重奏が選出された。
森下デザイナーは「ファッションの世界に飛び込んで5年以上が経った。ここまで支援いただいた皆さまに感謝するとともに、これから新たな気持ちで頑張っていきたい。今はウィメンズと同時にメンズもいろいろなデザインが広がっているので、今後取り組んでいきたい」と受賞をよろこんだ。
ベストデビュタント賞は2004年に設立し、今回で13回目を迎えた。ファッション部門では過去に「エー ディグリー ファーレンハイト(A DEGREE FAHRENHEIT)」や「ハナエモリ マニュスクリ(HANAE MORI MANUSCRIT)」を手掛ける天津憂、「シセ(SISE)」の松井征心、「ヤストシ エズミ(YASUTOSHI EZUMI)」の江角泰俊などが受賞している。