八木通商傘下のセレクトショップ、「エリオポール(HELIOPOLE)」は10月1日、ウィメンズの銀座店を銀座6丁目に移転リニューアルオープンした。
「エリオポール」のルーツにある“フレンチシック”を意識し、店内はフレンチブルーのカーペットやフランスの街灯をリメイクしたシャンデリアなどで装飾。エントランスにはキーカラーのブルーのアイテムを並べた。柏木麻里子ディレクターは「銀座の中にリトル・パリを作りたかった。フレンチシックというショップの原点に戻り、素材からデザインまでラグジュアリーなものをそろえ、上質なライフスタイルを提案する」とコメント。
螺旋階段で2階に上がると、手前には銀座店限定アイテム、奥にはフィッティングスペースが広がる。今季はエリオポール銀座が日本で初めて、「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」創設者のケイト・スペード(Kate Spade)が手掛ける新ブランド「フランシス ヴァレンタイン ニューヨーク(FRANCIS VALENTINE NEW YORK)」のバッグやシューズを取り扱う。ケイト・スペードが得意とするポップなデザインを、よりモダンにアップグレードしたアクセサリーブランドだ。柏木ディレクター一押しのロロ・ピアーナ(LORO PIANA)のカシミアコートは裏地やボタンといった装飾を一切使わず、なめらかな肌触りと軽さが特徴。また、イタリアのテキスタイルメーカー、ヴァノンニ(VANONI)社のテキスタイルを使用したトップスやスカートにはヨーロッパの工場ならではの技術が生かされている。
3月にリニューアルした代官山店はカジュアルなフレンチスタイルを提案するのに対し、銀座店はハイエンドなショップとして位置付ける。