世界100社以上のブランドとパートナー契約をしているスウェーデンの抗菌防臭加工メーカー、ポリジンは9月23日、駐日スウェーデン大使館で第4回パートナーズ・ミーティング総会を開催した。ポリジン加工技術を提供する日本国内のパートナー企業が一堂に会し、前年度の共同販促報告と新年度の共同販促計画を協議した。寝具やアパレル、スポーツ、家具などパートナー企業21社が参加し、ポリジン製品の販促事例の発表と加工製品を展示した。
ポリジンとは、「いつも爽快で快適」という意味の“Stay Fresh”をキーワードにした抗菌防臭製品。家電製品の電極などの塩化銀を利用した有効成分で、テキスタイルなどの素材に加工すればニオイの原因となるバクテリアやカビ菌などの成長を抑制する効果がある。汗や部屋干しなどのニオイの発生を防げるほか、選択回数を減らせるので、素材の劣化対策にもなる。衣類や下着、靴下はもちろん、マットレスやソファーの張地のような洗濯できない製品にも効果的だ。「コンバース(CONVERSE)」のスニーカーのライニングとインソールにポリジン加工を施すなど、現在日本国内で販売されるアイテムの約1000万点にポリジン加工が採用されている。