ファッション

中部最大の時計&宝飾売り場が名古屋三越に 改装計画の第1フェーズ

 名古屋三越栄店は10月29日、6階のウオッチ&ジュエリーゾーンをリニューアルオープンする。これにより、ウオッチ&ジュエリーの売り場面積は660平方メートルから1350平方メートルに増床され、中部地区最大級になる。

 ウオッチゾーンでは、「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」や「ティソ(TISSOT)」「ロマン・ジェローム(ROMAIN JEROME)」「ミッシェル・エルブラン(MICHEL HERBELIN)」など12ブランドを新たに取り扱う。名古屋の時計ファンが交流・体験し、時計の魅力を再発見できるラウンジ「アストロラーベ」も新設。選び抜いたマスターピースの展示や時計師との交流、機械式時計の組み立て体験などを行う。

 ジュエリーゾーンでは、「メレリオ・ディ・メレー(MELLERIO DITS MELLER)」や「マルコビチェゴ(MARCO BICEGO)」「フェデリーコ・ブチェラッティ(FEDERICO BUCCELLATI)」など9ブランドを新たに取り扱う。大幅に拡大した接客スペースで落ち着いて買い物ができる空間を目指す。

 また、メガネ・補聴器の売り場面積も2倍に拡大。「ディオール(DIOR)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」「トム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK)」など19ブランドを新規導入し、フィッティングルームを新設する。

 リニューアルは名古屋三越栄店が隣接の専門館のラシックとともに行う改装計画「SAKAEファッションモール」の第1フェーズ(2016年春〜17年秋)にあたる。栄店では1階のラグジュアリーブティックを16年4〜6月にかけて改装しており、今後は婦人服フロアや洋菓子売り場などの改装を予定する。工事面積は栄店とラシック全体の25%にあたる2万平方メートルで、第1フェーズの総投資額は約30億円に上る。名古屋三越は改装によって約35億円の増収を見込む。

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