セブン&アイ・ホールディングスは6日、阪急阪神百貨店を営すエイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)と資本業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。セブン&アイはきょう公表した中期経営計画で、エリア・業態ごとの選択と集中を進める方針を打ち出した。とりわけ苦戦が続くそごう・西武の百貨店事業における資源再配分の実現を目指して、関西エリアで強い地盤を持つH2Oとパートナーシップを組む。そごう・西武の「そごう神戸店」「西武高槻店」「そごう西神店」の事業はH2Oが承継する。セブン‐イレブン・ジャパンはH2Oグループの推進するポイントプログラム「Sポイント」を関西圏の店舗に導入する。株式の3%分程度を目処に株式の相互持ち合いを協議する。まずはそごう・西武がH2Oの株式(5日時点で約57億円分)を取得予定。