日本ジーンズ協議会は11日、第33回「ベストジーニスト2016」を発表した。一般選出部門では計12万1609票が投じられ、タレントの藤ヶ谷太輔(29)が5万2716票、モデル・女優の菜々緒(27)が2万5831票を獲得し、受賞した。協議会推薦部門では、俳優の草刈正雄(64)、モデル・作家の押切もえ(36)、お笑い芸人の渡辺直美(28)が選ばれた。また、ジーンズの需要喚起に寄与したとして、アニメ「ワンピース」が特別貢献賞に選出された。
2014年から3年連続で「ベストジーニスト」に選ばれ、殿堂入りを果たした藤ヶ谷は「『ベストジーニスト』は子どものころからテレビで観て憧れていた。その夢の舞台に立つことができ、殿堂入りという歴史に自分の名前を加えてもらえて、とにかくうれしい」と喜びを語った。着用しているジーンズは、ジャニー喜多川ジャニーズ事務所社長とおそろいのものだという。「初めて『ベストジーニスト』を受賞した年のジャニーさんの誕生日にプレゼントしたジーンズ。ただ、ジャニーさんがはいているところは見たことがない(笑)」。ショート丈のデニムジャケットとスキニージーンズ姿で登場した菜々緒は「幼少期から観ていた賞を自分がもらえるとは夢にも思っていなかった。モデルとして活動している以上、ファッションに関わる賞をもらいたいと思っていたため、すごくうれしい」と話した。自身が手掛けるブランド「プニュズ」のデニムワンピース姿を披露した渡辺は、「わたしのような体型だと、ジーンズが似合わないと思っていた。だが、『プニュズ』でジーンズを作ったら、大きいサイズも即完売し、大きいサイズの方もジーンズをはきたいのだと気付いた。今後もデニムスタイルを発信していきたい」とコメントした。
「ベストジーニスト」は1984年にスタートし、過去に木村拓哉、草彅剛、浜崎あゆみ、亀梨和也、相葉雅紀、ローラが殿堂入りしている。