世界のファッションとデジタルの事業家やクリエイターが参加したカンファレンス「デコーデッド・ファッション」が11日、東京・港区の東京アメリカンクラブで開催された。基調講演を行ったのは高級ブランドEC「ファーフェッチ」のジョゼ・ネヴェス創業者兼最高経営責任者(CEO)を筆頭に、海外からはエディトリアル型ECサイト「ショップスタイル」の副社長、デザイナーのクリストファー・レイバーン、ストラテジック・パートナーのコンデナストからは渡辺三津子「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」編集長や鈴木正文「GQジャパン(GQ JAPAN)」編集長、若林恵「ワイアード日本版」編集長らがモデレーターを務め、世界のファッション業界でテクノロジーを活用した最新の事例についてディスカッションを行った。会場では、インテル社やアマナ、リアル売り場のトラフィック分析を提供するベンチャー企業のリテールネクストらがブースを構え、未来のファッション・ビジネスを支えるテクノロジーを披露した。主催は英国を本拠にした調査&コンサルティング会社のスタイラス社。