神戸ファッション美術館は、収蔵衣装で18世紀から時系列に沿ってさまざまなスタイルを学ぶことができる「西洋服飾史スタイルガイド」を配布している。ガイドは無料で、日本語と英語の二言語で記載している。宮廷の盛装である18世紀のロココ・スタイルや日本で「鹿鳴館スタイル」と呼ばれる19世紀のバスル・スタイルなどから、現代に至るさまざまなスタイルを写真とともに学べる内容。配布場所は、同館ベーシック展示で、ここでは服飾の基本について、歴史衣装や民族衣装の実物、テキスタイルなどを見ることができる。同美術館は、1997年に開館した“ファッション”をテーマにした日本初の公立美術館。入場料は一般500円、小・中学・高校生・65歳以上が250円。