エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)はフィレンツェにある本社をミラノに移すと発表した。効率化と運営面でのシナジーの向上を図るためだ。
関係者によると、生産機能を果たすボローニャの工場やオフィスはそのまま残し、本社をミラノの事務所に移すことでクリエイティブとビジネスの融合を図る。ミラノに拠点を置くマッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)=クリエイティブ・ディレクターの活動もスムーズになる。なお、本社ビルのパラッツォ・プッチは引き続きプッチ家が所有し、リストラの予定もないようだ。
同じくイタリアのロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)は先週、大規模な人員削減およびオフィスや工場の閉鎖を発表したばかりだ。