ファッション

TOKYO BASEが香港進出、2017年4月に「ステュディオス」路面店をオープン

14671323_970045099768515_2385067039480976813_n

 TOKYO BASEは2017年4月、初の海外店舗として香港のコーズウェイベイにセレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」の路面店をオープンする。国内の店舗で売り上げ好調なブランドを中心に、まずはメンズのみで展開する。現地企業とは組まず、100%出資の現地法人で運営する。

 今後の海外事業について谷正人・最高経営責任者(CEO)は、「店舗数を大幅に増やすつもりはない。香港であれば『ステュディオス』で3店舗、オリジナルブランドの『ユナイテッド トウキョウ』で5~10店舗くらいの展開を考えている。香港の反応を見ながら、上海、北京への出店も考える。ロンドン、パリなどのヨーロッパ進出が早まる可能性もある」と話す。実店舗同様に力を入れるのが、国内でも好調のEC事業だ。現在、国内のEC化率は31.7%。「海外でもEC化率を30~50%に伸ばしていきたい」と谷CEO。8月には中国語圏をメーンターゲットにした越境EC「ステュディオス・グローバル・オンラインストア」をオープンした。「始めたばかりでまだ成果は出ていないが、(メッセンジャー・通話アプリの)ウィーチャット、SNS、現地ブロガーやインフルエンサーを活用して積極的に現地の消費者にアプローチしていく」と話す。
 
 TOKYO BASEの2016年3~8月期決算は、売上高が前年同期比50.2%増の36億円、営業利益が94.6%増の3億4600万円だった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。