京都・五条の「ホテル カンラ 京都」が10月17日、増床リニューアルオープンした。“伝統と革新”をテーマに客室を39室増やし、イタリア料理や鉄板料理のレストラン、カフェ&ショップを新たに設けている。既存棟は別邸として刷新し、12月17日にスパをオープンする。
エントランス横に新設したカフェ&ショップの「カンラ ラウンジ」には、京都をはじめとする手工芸品を販売。京焼作家の高島慎一、岡山高大らによる器や「昇苑くみひも」のリング、「マーマー」の和紙のアクセサリーなど、骨董品から和モダンの雑貨までラインアップした。ショップ脇には金継ぎ工房を設け、職人の手作業を間近で見学することができる。カフェでは作庭家の野村勘治が手掛けた坪庭を望みながら、京都・西陣の和菓子の名店「塩芳軒」の生菓子やコーヒーを楽しめる。夜は、国産ウイスキーを中心にそろえるバーとして営業する。