ユナイテッドアローズの関連子会社デザインズは22日、16-17年秋冬デビューの新ブランド「BLAMINK(ブラミンク)」の旗艦店を東京・南青山にオープンする(東京都港区南青6-3-16)。オープンに先駆け21日、関係者に新店舗を公開した。「ブラミンク」はドゥロワーを立ち上げ13年間ディレクターを務めた吉武味早子をクリエイティブ・ディレクター兼チーフデザイナーとして迎えたブランドだ。
吉武と親交が深い片山正通が手掛けた2層構造の旗艦店の売り場面積は約264平方メートル。「ブラミンク」のウエアに加え、10%程度の買い付けアイテムが並ぶ。「JMウェストン」「ピエール アルディ」などのシューズ、「マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック」の別注ジュエリー、「シャルベ」の別注シャツに加え、「イヴ・サンローラン」のベルトなどのビンテージアイテムが並ぶ。また、定期的に入れ替わるいう本のセレクトはリムアートなどを手掛けてきた中島雄介が担当する。ドレスやテーラードのオーダーメイドサービスも開始する。
ブラック&ホワイトの直線的で無機質なデザインが印象的な天高の店内に、燦々と降り注ぐ光が開放的でラグジュアリーなムードを演出する。イメージソースの一つは、バウハウスのデッサウ校で、バウハウスの機能性や合理性を取り入れた。店内には、ジョナサン・モンクのアート作品や、「JBL」の名機スピーカーの“パラゴン”、フリッツハンセンのソファーなど“本物”がさりげなく置かれていたりとこだわりが随所に感じられる空間だ。