「ブルガリ(BVLGARI)」は阪急うめだ本店9階の阪急うめだギャラリーで11月7日まで、「NATURALLY DIVINE / ブルガリの素晴らしき創造性 イタリアの輝ける至宝展」を開催中だ。テーマは“自然”と“ディーヴァ(女優)”。昨年、東京・上野の東京国立博物館で開催した回顧展で発表したピースを中心に、年代やコレクション別に69点のアーカイブジュエリーを展示し「ブルガリ」の歩んだ歴史をたどる構成になっている。
会場に入ると、ダイヤモンドとプラチナ、サファイアを散りばめた1961年発表の“トレンブラン”が出迎える。40年代に発表し、今日まで「ブルガリ」を代表するアイコンになっている“セルペンティ”の歴代コレクションをまとめたコーナーや、エリザベス・テーラーなど愛用セレブたちのパネル、日本にインスピレーションを得た“ディーヴァ”など、希少な個人所有品やアーカイブを集めた。
「関西での大規模な回顧展は初めて。『ブルガリ』はテクニカルな強みもあるが、展覧会を見れば、それはジュエリーへの情熱が生み出した結果だということがよくわかるはず。これまでの顧客だけでなく、多くの方々に『ブルガリ』をより深く知ってもらう機会にしたい」とティエリ・マルティ=ブルガリ ジャパン社長。オープン初日の26日には、女優の祐真キキが駆けつけた。