「WWDビューティ」10月27日号は、「2017年春夏パリ・ミラノ ヘア&メイク特集」です。今のビューティトレンドは一つのジャンルや年代に絞るものではなく、キャラクター、気分、抜け感など感覚的に語られることが増えていますが、主張の強いヘアメイクは今季も健在でした。今号では17年春夏のパリ・ミラノを象徴するファッションキーワードに合わせたヘアメイクを紹介し、ビューティトレンドを読みときます。
ここ数年、「エフォートレス」や「リラックス」がファッショントレンドの重要なキーワードとして語られてきましたが、今季のパリはファッション、ビューティともに、エフォートレスなムードをベースに“緊張感”を感じる部分も作り、全体を引き締める流れが目立ちました。「エフォートレス」をはじめ、この他4つのキーワードから今季のパリで特徴的だった「抜け感」の在り方を探ります。
一方、ストレートヘアやキャットライン、ボリューミーなリップなど、もともとリアルなセクシーさを得意とするミラノですが、今季は「フェンディ」のマンガからヒントを得たグリッターリップなど、実験的で大胆なヘアメイクが新たに台頭しました。今季を象徴する4つのファッションキーワードに合わせたヘアメイクから、ミラノ流の冒険的なビューティルックを解説します。
ニュース面では、売り上げ拡大傾向にある男性用サプリメントについて取り上げます。各社が展開する男性用サプリメントの機能面やアプローチ方法を探ります。また、機能性ライフスタイルコスメで100億円の売り上げを目指す「ディア マユコ」や日本上陸を果たしたホームフレグランスブランドの「スヒャン」「エコヤ」、社外向けにアカデミー事業を開始した「ウカ」などについてお届けします。
今号からスタートする連載「蔦屋書店 着想のススメ」では、代官山 蔦屋書店の高山かおり・雑誌コンシェルジュが、ビューティだけではなくジャンルや世代が違うクリエイターの書籍から新しい表現や創造のヒントを紹介します。最終面のビューティパトロールでは、人気イラストレーターの柴咲マイが独自の視点で、丸の内のコンサバOLと高円寺のサブカル女子の美容事情を調査します。