東京急行電鉄は、2018年秋の開業を予定している開発事業「渋谷駅南街区プロジェクト」について、施設名称を「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」に決定した。
同プロジェクトは、旧東横線渋谷駅および線路跡地とその周辺敷地に位置する高さ約180m、延べ床面積約11万6700平方メートルの大規模複合施設だ。「クリエイティブワーカーの聖地」をコンセプトに掲げ、渋谷エリア最大級のオフィスや約180室の客室を備えたホテル、商業施設(約2975平方メートル)、最大収容人数約700人規模のホール、12室を備えた渋谷最大級のカンファレンスゾーン(約1091平方メートル)、インキュベーションオフィスなどを備え、多様なワークスタイルをサポートする。
さらに17年春に開業を予定している渋谷宮下町計画について、施設名称を「渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)」に決定した。渋谷と原宿を結ぶキャットストリートを起点に、80戸の共同住宅やシェアオフィス、カフェ、東急ストアなどの店舗、イベントスペースやギャラリー、広場を配した。「渋谷キャスト」にはベイクルーズグループの本社が移転することも決定した。