ビジネス

「週刊文春」編集長に田原総一朗が迫る 紙とウェブが共存する方法はあるか? 

 一般社団法人日本雑誌協会は10月26日、創立60周年を記念したシンポジウムを一ツ橋講堂で開催した。シンポジウムは「『雑誌復権!』への道を探る」がキーワードで、2部構成のトークショーだ。

 第1部のテーマは「雑誌ジャーナリズムの過去・現在・未来」。ジャーナリストの田原総一郎がモデレーターを務め、パネリストにノンフィクションライターの森功、東洋経済新報社の滝田浩章・常務取締役、新谷学「週刊文春」編集長を迎えた。今年スクープを連発する「週刊文春」のコンテンツ力を問うことに始まり、フリー編集者の立ち位置やコンテンツの価値、週刊誌のビジネスモデルの可能性など、田原総一郎ならではのジャーナリズムを深堀りする内容となった。

 後半第2部は「今こそ広がる女性誌の新たな可能性」がテーマ。モデレーターはアナウンサーの中井美穂で、パネリストに今尾朝子「ヴェリィ」編集長、岩田俊「ヴィヴィ」編集長、高橋木綿子「プレシャス」編集長、湯田桂子「マキア」編集長を迎えた。各誌のコンテンツ制作方法や編集部の仕組み・育休といった社内体制、SNS活用のあり方といった女性誌ならではの話がメーンだった。

 ここでは、第1部のトークショーをダイジェストでお届けする。

関連タグの最新記事

コラムの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。