ファッション

「ソニア バイ ソニア リキエル」終了 スタッフ1/4をリストラ

 ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)はセカンドラインの「ソニア バイ ソニア リキエル(SONIA BY SONIA RYKIEL)」を終了し、全330人のスタッフ中、79人をリストラする。今後はメーンラインの「ソニア リキエル」に注力する。また、競争が激しくなるマーケットに対応すべく、よりアクセシブルな価格帯のアイテムも販売する予定だ。

 リストラの対象になるのはデザインスタジオ、バックオフィス、流通に関わるスタッフだ。「ソニア バイ ソニア リキエル」は路面店を4店舗、百貨店のインショップを4店舗を構えるが、今後ほとんどを閉めていく。

 エリック・ランゴン(Eric Langon)最高経営責任者はロシアの経済危機、アジアでの消費低迷、パリのテロなどの影響が大きいと話す。「2015年は前年比3%増の売上高を確保したが、メゾンの成長や今後の活動には不十分だ。19年までには黒字転換を目指したい。メゾンは今、立ち止まって考え、生まれ変わる転換期にいる」とコメント。

 創業デザイナーのソニア・リキエル(Sonia Rykiel)は8月25日に死去したばかり。パリで行われた2017年春夏コレクションでは、ジュリー・ドゥ・リブラン(Julie de Libran)現クリエイティブ・ディレクターが彼女にオマージュを捧げた。

【関連記事】
ロベルト カヴァリが全社員の1/3をリストラ

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

PR特集2024 変わる、つながる、PRの仕事【WWDJAPAN BEAUTY付録:ウェルビーイング特集】

「WWDJAPAN」10月28日号は、ファッションPR特集です。昨今のPRは、SNSの普及やセレブリティーを起用した情報発信など多様化しています。さらに、コロナ禍以降増え続けるフリーランスPRとその連携も増えており、ファッションPRを取り巻く環境が大きく変化しています。特集では、激増するフリーランスPRの特徴がひと目で分かる、23人分の名鑑を掲載。さまざまなキャリアと得意技を有する、個性豊かなフリ…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。