東京・神田で10月30日まで開催している、都市空間を利用したアートプロジェクト「トランス・アーツ・トーキョー(TRANS ARTS TOKYO)2016」は29日、周辺道路を封鎖し、「アート縁日」を開催する。
メーンプロジェクトとして、ファッションデザイナーの津村耕佑によるオリジナルの山車「夢夢神社」を披露。津村デザイナーが手掛けた衣装を着た6人の巫女が登場し、神酒を振る舞う他、巫女との記念撮影も行うことができる。「夢夢神社」へのお賽銭は、東日本大震災の被災地に寄付する。
また、さまざまな建築プロジェクトの企画などを行う「HA architecture」代表の若林拓哉とつばめ舎建築設計による山車の「ペットボトル・アーキテクチャー」も同時に披露する。山車は、文字通りペットボトルで作られ、流しそうめんもできる設計。地元・神田錦町二丁目町会の大神輿も登場し、新旧の山車対決が実現する。