スタートトゥデイの前澤友作・社長は10月28日、スタートトゥデイが千葉マリンスタジアムの命名権(ネーミングライツ)を取得すべく、優先交渉権を得たことを自身のSNSで明らかにした。今後千葉市・球団双方との交渉に入る見込みで、合意に至った場合は12月1日から新名称が使用される。熊谷俊人・千葉市長も自身のSNSで「金額・期間・名称案・地域貢献等の提案を総合的に評価し、選定。協議を経て、11月中旬頃には基本合意書締結、名称決定の予定です」とコメントしている。なお、契約期間は5年以上、ネーミングライツ料は年間2億5000万円以上という条件だ。
球場のある千葉・幕張に本社を置くスタートトゥデイは2010年にも命名権に応募。しかし、このときは同じく幕張に本社があるテレビ通販大手のQVCジャパンに敗れ、球場名は「QVCマリンフィールド」になった。QVCが今年6月に契約途中での解除を申し入れ、9月には千葉市と球団に3億3000万円の違約金を払うことで合意。千葉市は新しいスポンサーを募集していた。
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