デニムメーカーのカイハラは、瀬戸内生まれのデニムを帆にして瀬戸内海の潮風で“クルーズウォッシュ”した「旅するデニム」を商品化し、店頭予約を開始した。商品は、7月26日にカイハラ本社のある広島県福山市の福山港を出港し、香川や和歌山を周遊した後、8月下旬に航海を終えた「旅したデニム」を商品化したもの。
商品化にあたって、俳優の井浦新がディレクターを務めるブランド「エルネスト クリエイティブ アクティビティ(ELNEST CREATIVE ACTIVITY)」とコラボした。「エルネストクリエイティブ アクティビティ」の直営店である東京・代々木上原のマイトリー(MIGHTRY)で販売する。商品は“旅するジーンズ”(限定6着、13万円)、“オリジナル帆デニムTシャツ”(限定40着、9000円)、“帆デニム×カイハラデニム製トートバッグ”(限定10個、3万8000円)など。
今回の店頭販売は、10月4日からクラウドファウンディングサイト「クロス バイ キャンプファイヤー(CLOSS by CAMPFIRE)」で先行予約販売していた商品を、実際に手にとって実店舗で試着できるようにするのが目的。クラウドファウンディングでは10月27日現在、購入金額の合計が52万6000円にのぼっている。
今回のコラボについて、井浦新は「前例のないことなので、実験のしがいがあると思った。携わっている人たちでさえ、どうなっていくかわからない。自然の力によって、帆がどう育っていくかという、予測不能なところが面白いと感じた」とコメントした。
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