染色大手の小松精練の2016年4~9月期は、売上高が前年同期比6.2%減の180億円、営業利益が同76.8%増の6億8300万円、経常利益が同26.9%増の8億6900万円、純利益が同25.2%増の6億2200万円だった。日本国内のスポーツやファッション分野の低迷の影響を受けた。同社が強い海外向けのテキスタイル販売は堅調だったが、為替の影響で減収を強いられた。
ただ5月に発表した、通期の売上高389億円(前年比0.0%)、営業利益12億円(同39.0%増)、経常利益16億円(同14.7%増)、純利益12億円(同38.8%増)の業績予想は据え置いた。